今日の読書③
こんばんは、Keiです。
今日は、最近読んだ本を紹介します。
今日の本はこちらです。
著者のジル・ボルト・テイラーさんは脳科学者です。
彼女はある日、先天性の腦動静脈奇形により脳卒中になります。
左脳にある高度な思考中枢に血液が流れ込んだため、認知能力の高い機能が失われてしまいました。
それにより、言語と計算の能力を失ったのです。
驚くべきは、彼女は脳卒中の最中にもかかわらず、左脳の機能が失われていく様を認識していたことでした。
さすが脳科学者というべきところでしょうか…
左脳の機能が失われていくとき、頭のおしゃべりは静かになり、脳の中は静けさに包まれて宇宙との一体感を感じたそうです。
その後、8年間のリハビリを経て、彼女は完全に脳卒中から回復します。
脳卒中を体験する前は、左脳の細胞が右脳の細胞を抑制し、左脳が司る判断や分析といった特性が彼女の人格を形成していました。ところが、脳内出血により、自己を決めていた左脳が右脳を制御できなくなりました。
脳卒中の体験により彼女は、右脳の心経回路を若返らせ、強められたことで子どものような好奇心をもって自由に世界を探検できるようになったそうです。
日常で安らかな右脳マインドに戻る方法を、本の中で彼女は教えてくれています。
・呼吸に意識をむける
・食べ物の感触を感じてみる
コツは心を意識的にのんびりさせることです。
今日はこのへんで。
本日もお読みいただきありがとうございました。